2013年版レジストラ認定契約で80万件以上のドメインが凍結状態に
- グローバルドメインニュース
- 2014/07/15
2013年版レジストラ認定契約*(RAA: Registrar Accreditation Agreement)において、
「Registrant Verification(登録者実在証明手続き)」が必要となり、何十万件もの
ドメインが凍結状態に陥りました。レジストラは登録者の実在を証明するために、
登録者にEメールを送り、手続きを行ってもらう必要があります。登録者が手続きを行
わない場合、レジストラはドメインを凍結しなければなりません。
その結果、2014年1月1日から現在までに少なくとも80万件のドメインが凍結されました。
先月開催されたICANNロンドン会議のレジストラ部会とICANN理事とのミーティングにおいて、
カナダ・トロントの大手レジストラ、Tucows社のCEOであるElliot Noss氏は「80万件という
数字はドメイン全登録数の約75%から集められたものだが、全てを含めればより多くの
ドメインが凍結されているはずだ。地域によって、この手続きは非常に難しいものだからだ。」
と述べ、ICANN理事会にポリシーの改善を求めています。
*レジストラ認定契約とは?
レジストラ認定契約(RAA: Registrar Accreditation Agreement)とは、ICANNとレジストラ
双方の義務を定めた、レジストラがgTLD(分野別トップレベルドメイン)の登録申請業務を
行うにあたってICANNと締結する契約です。
■ゴンベエドメインにおける登録者実在証明手続きについて(重要)
ゴンベエドメインにおいても、gTLDドメインの新規登録、移管、WHOIS情報変更をされた際、
「ACTION REQUIRED - Registrant Verification(登録者実在証明手続き)」 という件名の
電子メールを通知しています。案内に従い手続きをお願いいたします。15日以内に手続きが
行われない場合、ドメイン名が一時停止状態となりますので、ご注意ください。
・案内される電子メール例文
・gTLDドメイン名一覧
■ニュース引用元(英文)
Over 800,000 domain names suspended due to 2013 RAA