最も安全な国別ドメインは?
- グローバルドメインニュース
- 2009/12/04
アメリカのセキュリティ企業の大手、マカフィー社は2009年12月2日、2700万のWebサイトと104のトップレベルドメインを評価し「危険なWebサイトの世界分布」を発表しました。
同発表によると、最も危険な国別ドメインは、昨年の香港(.hk)を抜き、アフリカのカメルーン(.cm)となり、36.7%が悪質サイトとの事です。これは、アメリカの企業を中心に使われている「.com」を打ち間違えた利用者を狙ったサイトが多いからではないかと分析されています。自分の属する団体を狙った悪意あるユーザに名前を騙られる、そんな不安がドメインの価値を高め、商標保護の目的での取得が伸びています。まだ誰にも取得されていないうちにおひとついかがでしょうか。
逆に最も安全な国別ドメインは、日本(.jp)で、危険性のあるウェブサイトの確率はわずか0.1%でした。これはドメイン取得の際に住所確認など厳格な審査が影響しているとの事です。以下が、インターネット上での国別ドメイン危険度ランキングです。こういったランキングはドメインを選択する際の1つの基準となりそうですね。
■国別ドメイン危険度ランキング
【安全な国別ドメインTOP5】
(1).jp(日本) 0.1%
(2).ie(アイルランド) 0.1%
(3).hr(クロアチア) 0.1%
(4).lu(ルクセンブルク)0.1%
(5).vu(バヌアツ) 0.2%
【危険な国別ドメインTOP5】
(1).cm(カメルーン) 36.7%
(2).cn(中国) 23.4%
(3).ws(サモア) 17.8%
(4).ph(フィリピン) 13.1%
(5).su(旧ソ連) 5.2%
※数字は悪質サイトの割合です。
■ニュース引用元(英文)
McAfee Ranks The Most And Least Dangerous Domains in The World